人形作家
東京都内を中心に、親子で出来る手仕事のワークショップを開催
自然に囲まれた環境と、何でも自分たちで手づくりする生活の中で育ったという山上さん。ご自身の子育てをきっかけに、シュタイナー教育と出会った時には、ご自分の子ども時代に経験したこととの親和性を強く感じたそうです。そして自然にお子さんのために、人形づくりを始められました。ご自身の日常に手仕事が根付いていらっしゃる山上さんに、日々の習慣についてお話を伺いました。
山上さんのご自宅には、季節のテーブルと呼ばれる、自作のお人形と自然物などで季節を表現したスペースがありました。その他にも、本棚や部屋のコーナーに手づくりのお人形や木の実、貝殻、鳥の羽などが飾られ、絵本の中で見た、森のお家のような雰囲気でした。大人になって様々な経験をされた先に、本来の自分と再開し、それを大切に育んで、作品や暮らしにも生かしていらっしゃるように感じました。無理をしないということは、自分を知り、自分と家族、また、もっと広い世界に対しても誠実に生きるということなのかも知れません。ありがとうございました。