ストックフードブランド「葉と果」主宰(セトさん)・造形作家(増満さん)
料理家として季節の素材を生かした、心と体にやさしい料理をつくられるセトキョウコさん。革、金属、木、紙、廃材などの素材で、暮らしの道具やオブジェをつくる造形作家の増満さん。東京を拠点に活動されていたお二人が、暮らしの実験のつもりで、山の中川沿いの小さな集落にある家に、仕事と暮らしの拠点を移されて数年が経ちます。ご自身の手で改装したご自宅は、古い日本建築のよさを生かしながら、心地よく開放的な空間です。作品の展示会や、薬草の勉強会などで、様々な人との交流が生まれる場になっています。自然の中での暮らし、日々の習慣について、お話を伺いました。
自然豊かなこの地に移住をされて4年が経ち、決して便利とは言えない環境で、ご自分たちでアトリエと暮らしの場を創造し、その場をどんどん育てていらっしゃるお二人です。その姿とお話からは、暮らし、仕事、子育てを心から楽しんで、そのどれもが繋がっていて、毎日が新たな発見であり経験である喜びにあふれているように感じました。その調和からよい流れや風が生まれて、ここにたくさんの人が集まり、出会いが生まれているようでした。毎月3日間、オープンギャラリーでお二人の暮らしぶりに触れ、素敵な人や作品に出会うことができます。毎月の日程は、インスタグラムontheriver_lifeでご覧いただけます。私もまた小旅行で伺いたいと思います。ありがとうございました。