茶 岡野園三代目
狭山茶と茶道具の専門店を親子三代で営む
日本三大銘茶のひとつ狭山茶と茶道具の専門店として創業65年になる老舗茶屋の三代目でいらっしゃる相田さんです。地元狭山で生産される有機肥料で大切に育てられたお茶を契約農家から直接仕入れ、注文を受けてからひとつひとつ手作業で袋詰めする計り売りで販売をしていらっしゃいます。昔からの伝統を守る一方で、若い世代にお茶を生活の中で楽しむ方法を伝えるワークショップなどの活動もされています。埼玉県東大宮にあるお店の中にある茶房にてお話を伺いました。
守るべき大切なことは頑固に守り受け継いで、それと同時に日本茶の素晴らしさを多くの人に伝える活動も積極的にされている相田さん。「私みたいな者がお茶を紹介することで日本茶を身近に感じ、同世代の若い人にも良さや楽しさを知ってもらいたい。」とお話くださいました。その表情はやさしくさわやかで、相田さんが淹れてくださったお茶の香りのようでした。季節のお便りに新茶を添えて、お世話になった方に送ろうと思います。 ありがとうございました。