神奈川県の丹沢山には、明治時代から何代も職人の手によって守られてきた広大なヒノキ山林があります。ヒノキは材木として加工しやすく耐久性のあることが特徴で、607年に創建された法隆寺に代表されるような寺院、神社の建材から生活用品に至るまで、幅広い用途で使われてきました。ヒノキの香りには、気分を爽快にする効果や抗菌作用のあることが知られています。