甲府盆地では桃の収穫が終る頃にブドウの収穫時期を迎えます。おいしいブドウをつくるためには、春のはじめに芽を間引き、栄養をすみずみまで行きわたらせることで成長を促します。間引いたブドウの新芽は、天ぷらにして食すことができます。世界には数百種をこえるブドウの品種があるとされ、日本では数十種が栽培されています。その中でも、山梨原産の「甲州ぶどう」は、鎌倉時代の初めにはすでに栽培されていました。ブドウの葉には、アントシアニンなどのポリフェノールが含まれています。