腐葉土づくり
富士北麓にある研究農園では、商品に使用するアマチャヅルなどの植物を育てています。農園作業がお休みのこの時期に行なっているのが腐葉土づくり。腐葉土は、ゆっくりと微生物が枯葉を分解・発酵してできる堆肥です。この腐葉土を農園の […]
北麓草水の製造工場がある富士北麓の自然や研究農園の日々の様子をお届けします。
富士北麓にある研究農園では、商品に使用するアマチャヅルなどの植物を育てています。農園作業がお休みのこの時期に行なっているのが腐葉土づくり。腐葉土は、ゆっくりと微生物が枯葉を分解・発酵してできる堆肥です。この腐葉土を農園の […]
秋の初めまで白い花を咲かせていた男郎花(オトコエシ)が、花の季節が終わり小さな実を付けています。実の下にある翼状の小苞は、直径6mmほど。その外観から団扇(うちわ)のようだと言われることもあります。富士山が雪を抱く季節に […]
鳴沢村にある研究農園に霜が降り始める11月。毎年、地元のお米農家さんからいただいた稲わらを敷き詰めて、植物を保温しています。地上部は枯れてなくなりますが、土の中の根っこが凍らないように、そっとワラを被せて寒さから守ります […]
有用植物のひとつとして、北麓草水の化粧水「モイストローション」などに使用しているゲンノショウコ。お茶や薬湯として昔から親しまれていた野草で、飲めばたちどころに効果が出ることから「現の証拠」と呼ばれるようになったと言われて […]
工場内の木々に絡みつきながら枝葉を広げてきたボダンヅルが、満開を迎えました。深い緑に映える純白の花に目を奪われます。しかし、白い十字の形をした部位は本物の花弁ではなく、がく片が変化したもの。そして、可憐な美しさに魅せられ […]
アカマツの樹に巻き付くツタウルシの葉。名前の通りウルシの仲間で、この時季に星形の花を咲かせ、秋には紅葉し、北麓地域のアカマツを赤やオレンジに美しく装飾してくれます。輝く太陽のもと、瑞々しい緑のグラデーションをまとうアカマ […]
綿毛をまとったフキの雌株。綿毛の正体は種子の集まりで、その数は見た通りに凄まじい数です。この種子についている綿毛で、風にのって飛んでいきながら新天地を目指します。無事に生育できる場所にたどり着けるのは、全体のうち僅か数粒 […]
足元に目をやると、タチツボスミレの花が咲いていました。よく見かけるスミレは、高確率でこのタチツボスミレと言ってよいくらい身近なスミレの花です。1株見つかると、周辺に5~6株は咲いています。可愛らしいハート形の葉も特徴です […]
日に日に暖かくなり、アセビの白い花が咲き始めました。全国の山地に自生していますが、鈴なりの可憐な花と光沢のある枝葉が人気で、庭木、公園樹、街路樹など幅広く植栽されています。アセビの美しさは古くから日本人に愛されており、万 […]
富士河口湖町に大雪が降ってきました。工場の敷地内では、朝早くから雪かき作業。雪かきは大変な作業ですが、太陽の光を反射して美しく輝く雪原や、雪をかぶった木々の姿は、富士河口湖工場の冬の風物詩とも言える、美しい景色です。
種子を飛ばし終わった、サラサドウダンの実です。はじけた実も、茶色い花が咲いているようですね。この実も、春先の新芽が展開するころに落ちてしまうので、冬のこの時期が見頃です。
ボダンヅルの実が成熟し、綿毛をまとった種子を風になびかせています。寒い時期に暖かい恰好をしているように見えますが、この綿毛は風に乗って遠くに移動するためにあります。遠くから眺めると、白い花が満開しているようで見ている方は […]
初夏に白い花を満開にしていたガマズミが、赤い実を熟させていました。小さい実ですが、酸味が非常に強く、少しつまんでみましたが、梅干やレモンと良い勝負です。12月頃に実が少ししぼんできたころに甘みが出てきます。この鮮やかな赤 […]
ドクダミ、センブリと並ぶ三大民間薬の一つで、北麓草水の化粧品原料にも使用されているゲンノショウコ。この原料植物は、自社の研究農園で栽培していますが、その親株は野性の株を植え付けたものです。非常に丈夫で繁殖力も強いため、河 […]
サラシナショウマは、株の背丈が1.5mくらいの高さになり、花の並んだ姿が30~40cmの白いブラシ状のため、開花期の姿は圧巻です。とても美しい花ですが、その香りは独特で好き嫌いに分かれそう。強い香りが苦手な方は、少し遠目 […]
秋に咲く野菊の代表格で、山野から町中の至る所で見られるノコンギク。白や薄紫色の花を咲かせます。河口湖工場の敷地内でも、まとまった群落をつくるため、開花の時期にはノコンギクの花畑が見られます。
ミズヒキの名前は、赤白に分かれた花の色合いが、贈答品を結ぶ水引の紐に似ていることに由来しています。開花した姿は朝のうちだけ、数時間程度しか見ることができません。また花も小さくて見つけづらいですが、葉に黒い模様があるので、 […]
マルバハギは秋の七草のひとつです。葉の先端が少しへこんで、丸い形をしているため、丸葉萩(円葉萩)と呼ばれています。日本中の平地から山地に自生しているほか、園芸や植栽にもみられる身近な花として、日本人に愛されています。
蛍の袋と名付けられていますが、実際に花の中に入るのはハチの仲間がほとんどです。垂れ下がった花の中に入れるのは、飛ぶのが上手で足の力が強いハチの仲間です。あえて中に入りにくい花の形にすることで、植物の花粉を運んでくれる生き […]
サンショウの青い実が膨らんでいました。この未熟な青い実を青山椒といい、佃煮やちりめん山椒の風味づけに利用されます。10~11月に完熟した赤い実を山椒といい、七味唐辛子などに使われます。両方とも少量でも辛みが強いので少しず […]