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  • 北麓の日々

    北麓草水の製造工場がある富士北麓の自然や研究農園の日々の様子をお届けします。

    2021.04.02

    アブラチャン

    アブラチャンの淡黄色の小さな花。富士河口湖工場にある、ファクトリーショップの裏手に咲いていました。敷地内にはまだ緑がほとんどみられないので、黄色に染まったアブラチャンの花はパッと明るく、目に留まります。

    2021.03.25

    ツノハシバミ

    ツノハシバミの雄花と雌花が開花してきました。実が角の形をしていることが名前の由来で、中の種子は食べることができます。ツノハシバミの雄花は、長い尻尾の形をした花序で、雌花より遥かに大きく目立ちます。雄花は花粉を出す役目で、 […]

    2021.03.04

    シロヤマブキ

    白い雪の上に黒いシロヤマブキの実が目立っていました。このシロヤマブキは、黄色花を咲かせるヤマブキの白花種です。花は数日しか咲きませんが、実は翌年以降も付いたままのことが多いです。この独特の面白い姿から、花材としても使われ […]

    2021.01.20

    アブラチャン

    やじろべえのような形をしたアブラチャンの冬芽を見つけました。左右にある球状の芽は花を咲かせ、中央の尖った芽は葉を広げます。この冬芽は3月~4月に、他の植物に先んじて黄色い花を咲かせ、富士河口湖工場に春の訪れを告げてくれま […]

    2020.12.11

    イロハモミジ

    イロハモミジの実が熟しています。カエデの仲間であるイロハモミジは、羽の付いた果実を持ち、風が吹くと羽がプロペラのように回転しながら遠くへと飛んでいきます。実をちぎって上に投げて遊んでみるのも面白いですよ。

    2020.11.27

    ツルウメモドキ

    木々を支柱代わりにして枝葉を大きく広げているツルウメモドキ。秋になって落葉し、果実が成熟して中の種子が顔を出してきました。この種子は野鳥をはじめ多くの生き物が食べに来て、冬越しのための貴重な栄養源となります。また赤い実が […]

    2020.11.20

    ヤマウルシ

    ヤマウルシの葉が色づいてきました。秋に色づいた葉はとても美しいのですが、葉に見とれてうっかり触れると、樹液でかぶれてしまいます。一方で樹液は漆器の塗料に、果実からは蝋が取れるなど古くから暮らしを支えてくれています。

    2020.11.16

    紅葉

    富士河口湖工場内のシンボルツリーは見事に葉が色づきました。周辺は落ち葉が敷き詰められ、紅葉の絨毯のようになっています。

    2020.11.06

    クロモジ

    クロモジの葉が黄色く染まっていました。枝を折ると甘く落ち着いた香りが広がります。枝が乾いてからも香りは残り、ぬるま湯に浸すと香りがさらに引き立ちます。この香りを初めて経験した方は、皆好きになってくれます。富士河口湖工場敷 […]

    2020.10.02

    富士山の初冠雪

    今週、富士山がうっすらと雪化粧しました。今年の初冠雪は例年より2日、昨年より24日も早い観測だったそう。冬へ向かって、季節は着実に歩を進めています。

    2020.09.24

    ヤクシソウ

    秋に咲く黄色い野菊の一種、ヤクシソウです。花だけでは他の野菊とよく似ていますが、枝葉をみると長楕円形の葉が茎を包むようについています。春には若葉を摘んで、サラダや茹でておひたしにして食べても美味しいです。開花期が長いので […]

    2020.09.11

    ツリフネソウ

    山地の湿った薄暗い場所や、湿り気の多い場所に自生しているツリフネソウ。花の付き方が帆掛け船を吊り下げたような姿が名前の由来です。花の後ろには蜜をためる距(植物の花びらやがくの付け根にある突起部分)があり、その距からハチや […]

    2020.08.17

    ヤマホタルブクロ

    ホタルブクロの変種、ヤマホタルブクロが釣鐘状の花を咲かせ目を引きつけます。名前のとおり、山地から亜高山帯に自生することが多いです。ホタルを中に入れて遊んだことが名前の由来とも言われていて、幻想的な光景を思わず想像してしま […]

    2020.07.21

    シロバナウツボグサ

    富士河口湖工場の敷地内にある、ジャムや野草茶をつくっている「ファクトリーラボ」の前では、シロバナウツボグサが花を咲かせています。紫色の花を咲かせるウツボグサの白花種で、ウツボの名前は、弓矢を入れる靭の形に似ることに由来し […]

    2020.07.02

    モミジイチゴ

    モミジイチゴが実をつけています。紅葉することと葉の形がモミジに似ていることが、名前の由来です。キイチゴ類は赤い実をつけることが多いのですが、モミジイチゴは珍しいオレンジ色。ほんのりやさしい甘さで、そのまま食べても、ジャム […]

    2020.06.23

    サワギク

    大きな木の陰でサワギク(沢菊)を見つけました。その名の通り、沢や湖のほとりなど湿気の多い場所に自生しています。キク科の野草では珍しく、開花時期は梅雨の頃。薄暗い梅雨空を黄色い花が明るく彩ってくれています。

    2020.06.12

    ベニバナイチヤクソウ

    富士山にも群生地があるベニバナイチヤクソウ。中部地方以北の山地帯から亜高山帯に分布しており、林内の日陰にひっそりと赤い釣鐘状の小花を咲かせます。1つの茎に十数個の花を付ける株もあります。名前の通り「薬草」として、煎じた汁 […]

    2020.06.05

    クサソテツ

    日当たりと水はけのよい湿った場所や川沿い、斜面に群生するクサソテツを収穫しました。若芽を別名コゴミ(屈)と呼んで、フキやタラ芽と同様に山菜として親しまれています。写真は、先月、渦巻状の若芽が出てきた頃のもの。この段階が、 […]

    2020.05.29

    ルイヨウボタン

    富士河口湖工場の敷地内で、ルイヨウボタンの花が咲いていました。葉がボタンに似ていることから「類葉牡丹(ルイヨウボタン)」と名付けられています。花が緑色で、枝葉と色が同化しているため分かりづらく、つい見逃してしまいます。じ […]

    2020.05.18

    草木の芽吹き

    富士北麓では草木が芽吹き、富士河口湖工場は一面緑色に覆われています。この時期は植物にとって、とても育ちやすい気候です。 やや湿った日陰や木々の根元に群生するムラサキケマン。赤紫の美しい花を咲かせます。 こちはツマトリソウ […]