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  • 北麓の日々

    北麓草水の製造工場がある富士北麓の自然や研究農園の日々の様子をお届けします。

    2019.11.19

    ボタンヅル

    ボタンヅルが白い綿毛をまとった実(そう果)をつけています。葉がボタンに似ていて、つる性であることが名前の由来です。日に日に寒さが増してきましたが、そよそよとなびく綿毛を見ると温かな気持ちになります。

    2019.11.15

    農園の冬支度

    富士北麓が本格的な冬を迎える前に、研究農園の冬仕度をしました。甘茶蔓や和薄荷の苗を、寒さや霜柱からを守るため藁で覆い、春までしばらく休眠に入ります。

    2019.11.08

    ムラサキシキブ

    ムラサキシキブの実が熟して、鮮やかな紫色の実をつけました。丈夫で育てやすく、観賞用として広く利用されています。家庭での園芸用に広く栽培されいているのはコムラサキ(樹体も花実も小さい)で、山野に自生しているのは写真にあるム […]

    2019.11.05

    ススキ

    秋のお月見では、ハギとともに飾られます。表皮をケイ酸体で覆われているためとても丈夫で、葉は鋭い切れ味を持っています。そのため、茅葺屋根の材料や草履、簾(すだれ)、縄などの資材として多岐に利用されています。観賞用から生活利 […]

    2019.10.30

    ガマズミの実

    ガマズミの実が赤く熟してきています。赤い実は鳥や小動物に食べてもらい、消化されない種子が排出されます。出てきた場所で発芽して成長していきます。種子の散布方法の一例ですが、他にも風や水流、動物による運搬など多彩です。

    2019.10.29

    カツラ

    カツラはハート型の葉が特徴で、街路樹や材木としても利用されています。他の落葉樹に先立って紅葉と落葉を終えてしまいました。樹木が葉を落とすのは、冬支度と来年の準備です。これからさらに木々の紅葉が進んでいきます。

    2019.10.24

    ヤマトリカブト

    すっかり涼しくなった富士北麓では、ヤマトリカブトが花を咲かせています。花の形が兜に似ていることが名前の由来となっていて、花にはハチの仲間がよく集まってきます。紫色の美しい花を咲かせるため多数の園芸品種が作出されており、鉢 […]

    2019.10.18

    押し葉

    富士北麓では、だんだんと風景が秋の色に染まってきました。ガマズミの実は赤く、ヤマブキの実は黒く森の中で目立ちます。カツラの葉は黄金色へ、ドウダンツツジは真っ赤に染まりました。 この季節ならではの色とりどりの葉を押し葉にし […]

    2019.10.17

    ゲンノショウコの実

    ゲンノショウコの花が実を付けました。くるりんと反り返った先の丸い部分が種子です。この形が神輿の上の飾りに似ているので、ミコシグサとも呼ばれるそうです。

    2019.10.10

    ナギナタコウジュ

    花穂の一方に花を咲かせる姿が薙刀(なぎなた)に似ていることから、ナギナタコウジュと名付けられています。アイヌ民族は乾燥させ、お茶をつくっていたそうです。このように日本に古くから自生し利用される和ハーブは、富士河口湖工場敷 […]

    2019.09.24

    秋風

    朝晩はひんやりした空気になり涼やかな風が吹くようになりました。ススキや白い花をつけるサラショウマが風にゆらゆらしている様子をみて秋の気配を感じます。

    2019.07.18

    ツルアジサイ

    富士河口湖工場周辺はアカマツ林が広がっており、この季節、松の幹を彩るかのようにツルアジサイの白い花がレース状に咲いています。この状態を人工的に作ることは大変難しく、自然ならではの光景です。じとじととした梅雨が続いています […]

    2019.06.28

    小鹿の来訪

    少し前ですが、富士河口湖工場の敷地内に小鹿が遊びに来ていたときの写真です。普段は群れでいることが多いのですが、こちらの小鹿はよく遊びに来ては敷地内にある草をムシャムシャと食べていました。こちらも何もしないというのが分かっ […]

    2019.05.16

    春の息吹

    暖かな日差しをうけて春の息吹があちこちで見られます。新緑の木々の足元にはスミレ、ツマトリソウ、カキドオシが緑の葉の中でキラキラと咲いています。カメラ片手にお散歩が楽しい季節になりました。 スミレ ツマトリソウ カキドオシ

    2018.11.15

    紅葉

    各地で紅葉が見頃の季節となり、赤や黄色、緑の葉が山々をキレイに彩っています。富士河口湖工場にあるショップの窓から見た景色は、まるで窓が額縁のような役割をしてくれています。

    2018.10.19

    赤い実

    紅葉した葉が落ち始め、木々の赤い実が目立つようになりました。富士河口湖工場敷地内でガマズミとノイバラの実をみつけました。この季節は焼酎漬けにしたり、赤い実のリースをつくったりと楽しむことができます。 ノイバラ バラ科 ガ […]

    2018.09.21

    ゲンノショウコ

    太陽をさんさんと浴びて花開いた、ゲンノショウコの収穫をようやく終了しました。原料として保管するために洗浄、乾燥を行ない丁寧に保管します。ゲンノショウコは胃腸薬として利用されてきた歴史があり、タンニンによる収斂作用やケルセ […]

    2018.09.12

    ヤマボウシの実

    日中も涼しい日が続き、富士北麓地域の木々も少しずつ赤や黄色に色づき始め、本格的な秋を感じる日々が続いています。そんなやわらかな秋の日差しの中、ヤマボウシの実が落ちているのを見つけました。少し前の強風で落ちてしまった実を鳥 […]

    2018.08.30

    初秋の気配

    お盆を過ぎてもまだまだ日中は30度を超える暑さが続いています。青空にゆれるススキと赤とんぼが秋の気配を感じさせてくれます。季節の変わり目は自律神経を崩しやすいそうです。ぬるめのお湯に浸かってしっかりと深部を温めて夏の疲れ […]

    2018.07.27

    鳴沢研究農園食事会

    夏空のもと、夕暮れ時に鳴沢研究農園の薄荷畑で食事会を行ないました。スコーンにあわせて北麓草水のジャムやハーブで味付けしたお肉、野菜をいただきました。普段はあまり接点の少ない製造現場のスタッフや販売スタッフが集い、商品が作 […]