丹沢山のヒノキ
モイストローションや柿の葉とヒノキの湯に原料として使用している、神奈川県丹沢山のヒノキです。樹齢100年以上の檜が天高くそびえ立つ姿は圧巻です。4月頃に雄花が開花し、大量の花粉を風に乗せて放出しますが、花粉が雌花に辿り着 […]
モイストローションや柿の葉とヒノキの湯に原料として使用している、神奈川県丹沢山のヒノキです。樹齢100年以上の檜が天高くそびえ立つ姿は圧巻です。4月頃に雄花が開花し、大量の花粉を風に乗せて放出しますが、花粉が雌花に辿り着 […]
雪の上にたたずむウバユリの実です。ウバユリの種はとても軽く翼がついていて、実が弾ける勢いで風に舞い、遠くに飛んでいきます。子孫を残すためにいろいろな工夫をしているのですね。
寒さと乾燥で、ヤマアジサイが天然のドライフラワーになっていました。花びらに見える部分は、がく片が変化したもので装飾花といいます。内側の小さな実の集合体が本当の花(両性花)で、実を結びます。
枝の切り口が空洞になっていることが名前の由来で、「空木」と書いて「うつぎ」と読みます。秋の終わりから冬に、コマの形に似た小さな実を枝先に多数つけます。
松林の枕木の小道を進むと、野菊が目に入ってきます。もうすっかり周辺の広葉樹は葉を落とし、冬支度に入りました。霜で枯れるまで、もう少しだけ目を楽しませてくれるのは嬉しいですね。
ボタンヅルが白い綿毛をまとった実(そう果)をつけています。葉がボタンに似ていて、つる性であることが名前の由来です。日に日に寒さが増してきましたが、そよそよとなびく綿毛を見ると温かな気持ちになります。
富士北麓が本格的な冬を迎える前に、研究農園の冬仕度をしました。甘茶蔓や和薄荷の苗を、寒さや霜柱からを守るため藁で覆い、春までしばらく休眠に入ります。
ムラサキシキブの実が熟して、鮮やかな紫色の実をつけました。丈夫で育てやすく、観賞用として広く利用されています。家庭での園芸用に広く栽培されいているのはコムラサキ(樹体も花実も小さい)で、山野に自生しているのは写真にあるム […]
秋のお月見では、ハギとともに飾られます。表皮をケイ酸体で覆われているためとても丈夫で、葉は鋭い切れ味を持っています。そのため、茅葺屋根の材料や草履、簾(すだれ)、縄などの資材として多岐に利用されています。観賞用から生活利 […]
ガマズミの実が赤く熟してきています。赤い実は鳥や小動物に食べてもらい、消化されない種子が排出されます。出てきた場所で発芽して成長していきます。種子の散布方法の一例ですが、他にも風や水流、動物による運搬など多彩です。
カツラはハート型の葉が特徴で、街路樹や材木としても利用されています。他の落葉樹に先立って紅葉と落葉を終えてしまいました。樹木が葉を落とすのは、冬支度と来年の準備です。これからさらに木々の紅葉が進んでいきます。
すっかり涼しくなった富士北麓では、ヤマトリカブトが花を咲かせています。花の形が兜に似ていることが名前の由来となっていて、花にはハチの仲間がよく集まってきます。紫色の美しい花を咲かせるため多数の園芸品種が作出されており、鉢 […]