植物は有用成分が最も高まる旬の時期に収穫します。紫外線によって有用成分が壊されないよう、温度や湿度を調整した室内でじっくりと乾燥させることで、成分を濃縮させています。
浸草水のベースは、富士山の伏流水です。地下200mから汲み上げた伏流水は、フィルターでろ過を行なう等をし、成分を取り込む力を強くしています。
浸草水をつくるのは、とくに厳密な衛生管理が必要とされるのがスキンケア製品の製造区域であるクリーンルーム。乾燥させて成分を濃縮した植物を富士山の伏流水へ投入します。
抽出するときに重要なのは温度と時間の管理です。温度を注意深く管理しながら抽出していきます。投入した植物は水を吸い込むことで倍以上に膨張し、蓄えていた有用成分を解き放ちます。
植物の有用成分を取り込むことで、固有の色を帯びたことを確認します。目の細かいろ紙を使い、植物の細かい粉末などを取り除くため、丁寧にろ過します。
ろ過が終了すると、透明感のある浸草水の完成です。出来上がった浸草水はサンプル採取・試験を行ない、合格したものを商品に配合しています。