山梨大学准教授
山梨大学工学域国際流域環境研究センター
山梨大学工学域国際流域環境研究センターで、地下水の流れや水質を調査研究されている中村さん。良質な水資源を持続可能な方法で活用するために邁進していらっしゃいます。国内、そしてアジア各国から要請を受け、水資源の探索や地下水が湧くかどうかの予測研究などもされているそうです。さらに、学生の教育指導や大学の運営、社会貢献分野の仕事もあり、忙しい日々を送られています。忙しさのなかでも毎日をすこやかに過ごすために大切にされていることを伺いました。
趣味の家庭菜園は、畑ではなくバケツから、自分で土をつくって始める。バケツでは根がやられたと見るや、コンテナに替える。トライアンドエラーを繰り返し、近隣の農家さんが様子を見に来るまでに収穫量を上げる。好物のお肉もキッチンではなく、キャンプ用のストーブを使って屋外で焼き、どれだけおいしくできるか、やはりトライアンドエラー。「喜びの源はひとつではありません。遊びと学びがくっつくんです」という言葉が印象的でした。実は、北麓草水のスキンケアの水が、富士山の標高1700メートル地帯にある、針葉樹の原生林を源とするものであると突き止めてくださったのも中村さんでした。これからもどうぞよろしくお願いします。今回はありがとうございました。(2023年7月24日公開)