有限会社家具のあづま 代表取締役社長 紀州箪笥伝統工芸士(福太郎さん) 製作補助 加工仕上げ担当(ちあきさん)
先日開催されたJAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK(以下JTCW)で、日本の伝統工芸品のよさを生かした商品を一緒につくって下さる産地、職人さんを探していたときに出会ったのが、紀州箪笥伝統工芸士の東福太郎さんです。美しくそして毎日の使用に耐えるせっけん置きをつくって下さった東さんご夫婦に、日々の習慣、大切にしていることについてお話を伺いました。
*JTCWとは、日本各地の伝統工芸品の紹介や展示販売をするイベントです。
本業の桐箪笥づくりと、伝統の技を現代の生活に取入れたものづくりも積極的にされて、数々の賞を受賞し多くのプロジェクトにも関わられている福太郎さん。結婚を機に家業の桐について学びはじめ、今では福太郎さんの右腕として一緒にお仕事をされているちあきさん。結婚をして信じることの強さを実感できるようになった、と話して下さいました。お二人は代々受け継がれてきた大切なことを、お仕事でもご家族でも次の世代に伝えていくことをされているのだと感じました。東さんにつくっていただいた桐の石けん置きを使うたびに、お二人を思い出し、温かく清々しい気持ちがよみがえると思います。ありがとうございました。