ダンサー・振付家
卓越したセンスと表現力で、世界で活躍する表現者
小学生の時にダンスに出会い、踊ることの楽しさに夢中になり、ダンスの道に入られた鈴木さん。英国ランベールスクールで学ばれた後は、海外のダンスカンパニーに所属し、世界で活躍されます。ロンドンオリンピックの開会式には、ダンサーとして出演されました。帰国後も東京を拠点に、ダンサー・パフォーマーとして世界の舞台で活躍し、また振付家として数多くの作品を発表され、国内外で高く評価をされています。体を使った表現活動をされる鈴木さんに、日々の習慣についてお話を伺いました。
鈴木さんが振り付け、演出、ご自身で演じられた「MUGEN」という作品を拝見しました。石川啄木の詩「一握の砂」を題材にしたその作品は、いつまでも心に残り、繰り返し何かを問いかけてくるような力強いもので、体の動きで表現される、作品の迫力と美しさに圧倒されました。お話を伺うためにお会いした鈴木さんは、温かな人柄で、ダンスのことをわかりやすく丁寧にお話をしてくださいました。公演を無事に終わった後は、近くの神社に行き、お礼と報告をされるそうです。スタジオ近くの神社で、手を合わせる姿にも、鈴木さんの誠実さを感じました。ありがとうございました。