うたとライヤー/手しごと作家
ライヤーの演奏活動とレッスン、季節や自然を感じさせる作品を制作。
80年代から90年代に、「オリーブ少女」という言葉を生んだ雑誌オリーブ。山下さんは、スタイリストとして時代の先端で活躍されました。その後渡米し、子育てをきっかけにシュタイナー教育と出会い、ご自身も自然素材を使った手しごとや、ライアーの演奏に取り組まれるようになりました。お子さんが成人され、子育てを終えられた山下さんの日々の暮らしについて、お話を伺いました。
山下さんのゆったりとした語り口でお話を伺っていると、日常の流れとは別の場所にいるような気持ちになりました。音の響きの中に想像力を膨らませ、自然の素材の香りや感触に喜びを感じる。慌ただしい心では見逃してしまうような繊細で微かな輝きを、日々の中で大切にされている山下さんの暮らしは、とても豊かなものに感じました。それぞれのライフステージで、自分の役割を果たしながら夢中になれるものに出会い、それを自分の生きる糧にしてこられたお話は、しなやかで強く生きる大人の女性を感じました。クリスマスには、鎌倉での演奏会が開催されます。詳しくは、山下さんのインスタグラムをご覧ください。ありがとうございました。